愛宕花相撲について
明治生まれの婦人たちが、大正初期に初午や祭りの出し物として始めたのが女相でありました。当時は皆、髪が長く自宅で相撲髷を結い、その堂々たる姿は大変な人気を博したと言われています。
昭和28年を最後に一時姿を消しましたが、一関市千厩町愛宕地区の女性たちが、『花相撲の灯りを消してはならない。今伝承していかなければ』という危機感をもち、大変苦労して昭和55年7月、27年ぶりに復活させました。
呼び出しから行司、横綱、幕内力士、弓取りまですべて全員で役割をもって行っています。現在県内各地のイベントのお招きを受け、出演をしております。
この度「赤ちゃん相撲」も加わりました。元気な子供たちの笑顔や泣き声に励まされ、一層の充実を図りたいと念じています。